デザインを一新し、より施工性に優れた「天井埋込型スピーカー」関連商品を新発売

TOA株式会社（本社：神戸市、社長：井谷憲次）は、「会議システム」のラインアップを拡充し、利便性の高い赤外線式と、通信の信頼性が高い有線式を統合できる会議システムを販売いたします。発売日は、2014年7月16日です。

　

スピーカーパネルは、設置空間に違和感なく溶け込むデザインを追求。より環境に馴染み、快適な空間を演出します。スピーカー本体は、トランス式アッテネーターの採用、中継端子台の標準装備等で仕様面の向上と、省施工を実現しています。壁取付型アッテネーターは小型化により、市販の電工パネルへの取り付けを可能としました。今回発売するのは、スピーカーおよびスピーカーパネルが全15機種、アッテネーターが6機種の計21機種です。天井埋込型スピーカー（パネルとの組合せ）の年間販売台数は、約40万セットの見込みです。

【市場】

各種商業施設、ビル、駅、空港、病院、学校、工場、ホテルなど。

【商品の特徴】

■スピーカーパネルのデザイン一新
パネルデザインを一新し、12cmスピーカー用を5機種、16cmスピーカー用を5機種の豊富なラインアップにより、設置環境に合わせた自由な選択が可能です。ネット部がフレーム面から突き出ないデザインを採用し、さらなる薄型、軽量化を実現し、施工時においてはネットの変形や傷つきを防ぐなど取り扱いにも優れています。

■簡単施工のスピーカー
スピーカーパネルの取り付けは、TOA独自のコイルスプリング機構により、ワンタッチで施工が可能。パネル脱落防止構造で、安全面にも配慮しています。端子台やマッチングトランスは、スピーカーケース内に収納し、短絡事故の防止など安心です。また1配線1ブロックのカラー端子台、薄型化(10%低減：対従来機種）など、現場施工の信頼性を改善しました。

■3線式中継端子台の標準装備
アッテネーター無しのスピーカーには、中継端子台を標準装備。3線式送り配線、外部アッテネーターへの接続など、スピーカー本体を中継して省施工の向上が図れます。

■的確な音量調節が可能
アッテネーター付きのスピーカーは、音量が5段階で調節ができます。また、-18dB端子の追加により、博物館や美術館など静かな環境においても細やかな音量調節が可能です。また、トランス式アッテネーター回路の採用により、入力の大きさに関わらず減衰率が一定となり、非常放送時の音量減衰もほとんどありません。

■壁取付型アッテネーターの施工性を改善
AT-**3Aシリーズは小型化により、照明用多連プレートへの取付時、取付位置の制限が無くなりました。AT-**5Aシリーズは化粧カバーを付属し、市販の電工プレート(スイッチプレート、コンセントプレート)にも対応できます。 音量は5段階に切り替え可能で、トランス式アッテネーター回路の採用により、入力の大きさに関わらず減衰率が一定です。また、操作性の改善として、操作つまみの形状を見直し、より操作しやすくなりました。