2020年 4 月 1 日
その他
TOA株式会社(本社:神戸市、社長:竹内一弘)は、現在建設中の研究開発拠点「ナレッジスクエア」(兵庫県宝塚市)において、さまざまな企業との共創によって実現した数々のソリューションを具現化しました。「ナレッジスクエア」のグランドオープンは2020年12月です。
「ナレッジスクエア」は、TOAの研究開発拠点である「宝塚事業場」(兵庫県宝塚市)の再開発にともなう新しいビジネス拠点の総称です。当社の開発者だけでなく、ユーザーや取引先、協力会社、大学や研究所などの専門機関など、多種多様な人々が集い、新しい価値を共に創り出す「共創の場」として生まれ変わります。
その主要施設として新設された、開発者居室や実験設備等を備えた研究開発棟「ココラボ」では、建設、及び建物内設備の整備において、三菱地所設計をはじめ、大光電機、東和エンジニアリング、NEC、NECソリューションイノベータ、HOYAなど(※順不同、敬称略)、専門性の高いさまざまな企業との共創が実現しました。TOAの音と映像の技術と、各社が得意とする技術を掛け合わせた「仕掛け」により、これまでにない新しい価値を体感いただけます。
「ココラボ」のエントランスでは、音・映像・光の演出とAIアシスタントを組み合わせた、来客者へのスマートなおもてなしの形を具現化します。また、火災時の避難誘導をより安全かつ効果的に行うための「高度避難誘導システム」も提案いたします。当社が考える未来のソリューションが実現する、新しい「安心」「信頼」「感動」の価値を体感いただけます。
「ココラボ」の当社従業員が開発業務を行うエリアでは、顔認証・人センシング技術を活用し、安心と快適性を両立させるオープンオフィス環境を整備します。また、世界中の当社拠点と常につながりリアルタイムで情報共有できる空間を設けます。このような職場のコミュニケーション活性化や業務最適化の取り組みを通して、社会課題にもなっている働き方改革を実現する、最先端のオフィスソリューションの開発・提供につなげていきます。
「ナレッジスクエア」では、今後もさまざまな協業・共創を通じて、TOAの強みである「音の報せる力」を研き続けることで、地域の活性化、及びお客さまの業務最適化に役立つソリューションの開発・提供を実現し、安全・安心で住みよい暮らしができる社会の実現に貢献いたします。