兵庫県客引きストップ!プロジェクト
「AI防犯カメラを活用した実証実験 第2弾」の実施について

2024年11月 8

会社

TOA株式会社(本社:神戸市、代表取締役社長:谷口方啓)は、2024年11月13日より、兵庫県との連携によるAI防犯カメラを活用した実証実験を開始します。
本取り組みは、2024年5月20日から6月19日にかけて三宮北部地域で実施した実証実験に、西宮市の2地区も対象に追加した第2弾となります。

■ 実証実験場所・期間

カメラ設置場所
  • 三宮北部地域
    サンキタ通り三宮阪急前商店街(神戸市中央区北長狭通1丁目) 3か所
    生田新道(神戸市中央区北長狭通1丁目、同中山手通1丁目) 2か所
  • 西宮市
    阪急西宮北口駅北西地域(西宮市甲風園1丁目) 2か所
    JR甲子園口駅南側地域(西宮市甲子園口2丁目、同3丁目) 2か所
実施期間

2024年11月13日(水)から2025年1月31日(金)まで

■ 実証実験概要

経緯

TOAは、兵庫県が主催する「ひょうごTECHイノベーションプロジェクト」における公募課題「繁華街をもっと歩きやすく!禁止区域での客引きを防止したい!」に採択されました。客引き行為の減少に向けて、前回の結果を踏まえた実証実験を兵庫県と行い、本格運用に向けた課題等を検証します。

ひょうごTECHイノベーションプロジェクト Webサイト

実施内容

繁華街にAI機能を搭載した街頭防犯カメラを設置します。通常時は、併設したスピーカーから通行者に対して、客引きについて行かないよう啓発放送を実施します。また、AI機能で撮影範囲内における滞在人数をカウントし、撮影範囲内の滞留人数が増加した際には、スピーカーから客引き行為の禁止を訴える音源を放送します。さらに、撮影範囲内に複数人の滞留が一定時間続いた場合、客引き防止指導員のスマートフォン宛に自動でメール送信され、指導員による現場確認や注意喚起の迅速化を図ります。
滞在人数の推移はグラフ・データ化し、放送後の客引きや通行者の行動変容の分析に活用します。

TOAは今回の実証実験を通じて、防止対策としての有効性を検証するとともに、県民や兵庫県を訪れる方が安心して通行し、利用できる快適な環境の実現に貢献することを目指します。

設置者、管理運用責任者および操作取扱者
  • 設置者:TOA株式会社
  • 管理運用責任者:兵庫 寿昭(TOA株式会社)
  • 操作取扱者:藤田 敏之(TOA株式会社)
個人情報の取扱いについて

本実証実験で撮影する映像には、繁華街を通過する歩行者等の容ぼう、姿態、動作などの個人を特定する情報が含まれます。撮影された画像データは、自社内で、当社製品の改良、AI技術の向上ならびにその技術検証に用いるほか、当社のプライバシーポリシー(プライバシーポリシー(個人情報の取扱いについて))に従って取り扱います。なお、撮影された画像データは、本実証実験終了後速やかに削除いたします。 ここで取り扱うデータは、自社内のみで利用し、他社、その他第三者へ提供することはございません。

■ 参考情報

TOAは、2024年5月20日から6月19日まで、三宮北部地域において今回と同様の実証実験を行いました。期間内において客引き禁止エリアであることの注意喚起を行い、客引きの約10%、通行人の約30%の方に対して効果がありました。

■ お問い合わせ先

TOA株式会社 広報室 玉井
TEL:078-303-5631(直通)
Mail:[email protected]