超大規模施設向けラック型非常用放送設備「FS-A2500シリーズ」
運用支援ソフトウェアをリリース

2023年 3 月20日

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TOA株式会社(本社:神戸市、社長:竹内一弘)は、2023年3月17日、超大規模施設向けラック型非常用放送設備「FS-A2500シリーズ」において、PCにてシステムの動作状況や異常発生の有無といった状態監視、動作履歴の確認が可能な運用支援ソフトウェアをリリースしました。

「FS-A2500」は、大規模かつ複雑化した建築物に向けて開発した非常用放送設備です。

今回リリースしたPCソフトウェアは、「FS-A2500」の放送状態や機器異常などのリアルタイム表示を可能にします。どのエリアに放送が行われているか、システムを構成している機器が問題なく稼働しているかなど、設備管理者が把握しなければならない情報が一目で確認でき、非常時における迅速な対応に役立ちます。

また、システムの動作ログや異常が発生した場合の通知など、設備の保守管理に必要なサポート機能も豊富に備えています。複合施設や高層ビルなど大勢の方が利用される施設において、命を守る非常用放送設備の安定稼働に貢献します。

「FS-A2500シリーズ」とは

火災発生時に、施設内にいる人々に危険を報せて避難誘導を行う非常用放送設備「FS-A2500シリーズ」では、従来の非常用放送設備の機能に加え、新たに危険度や優先順位に応じて放送するエリアを段階的に拡大できる機能を搭載。避難経路などを含んだ情報をエリアごとに放送することで、より安全な避難と、より確実な誘導を可能にし、一斉避難による混雑発生での二次災害を防ぐことができます。消防庁が「超大規模防火対象物等」と分類する大型複合施設や超高層ビルなどにおいて、在館者に対してより安全かつ確実な避難誘導を可能にする当社非常用放送設備の最上位システムです。 「FS-A2500シリーズ」は日本消防検定協会の認定評価に適合しています。

製品の詳細は特設サイトをご参照ください。
URL:https://www.toa.co.jp/products/ss/fs-a2500s/

  1. ※「段階鳴動機能」および「多元非常放送機能」は認定対象外です。本機能を使用する場合は、事前に所轄の消防署の許可を得る必要があります。