放送設備の稼働状況を見える化!施設のBCP対策を放送でサポート
「リモートメンテナンスサービス」提供開始

2022年 5 月17日

商品

TOA株式会社(本社:神戸市、社長:竹内一弘)は、2022年5月13日、放送設備の安定稼働やお客さまの業務負担軽減に貢献する保守サービス「リモートメンテナンスサービス」の提供を開始しました。当サービスでは、機器の稼働状態を常時見える化し、異常発生時の早期の発見や原因特定を可能にします。また、クラウド上で複数施設の設備情報を一元管理できるため、修繕計画の検討やBCP対策にも役立ちます。

使用イメージ

商業施設や交通施設などにおいて、災害時の避難誘導や利用者の快適性の実現、感染症対策の注意喚起のために、施設内へのアナウンス放送の重要性が高まっており、放送設備の継続稼働は欠かせません。一方で、施設管理者にとっては、人手不足への対策や働き方改革の推進に伴い、設備の管理・維持における業務負担の軽減、属人化の解消が課題となっています。

今回提供を開始した「リモートメンテナンスサービス」では、メンテナンスユニットを既存の放送設備に設置することで、放送設備の稼働状態が一目で把握できます。もし機器異常が発生しても早期に発見し迅速かつ的確な対応が可能となるため、放送が止まってしまうことによる事業への影響を最小限に抑えることができます。また、設備の納入時期や過去の修理履歴といった情報をクラウド上で一元管理できるため、バッテリーの交換や設備のリニューアルを行う最適な時期を把握することで、お客さまに安心して放送設備をご利用いただけます。

主な活用例

  • 空港や駅など、日常的にアナウンス放送が行われる施設において、機器を状態監視し、安定稼働を実現。
  • 商業施設やシェアオフィスなどで、複数拠点の設備を集中管理し、計画的な改修・修繕を実施。
  • 工場や倉庫など、立ち入り制限が設けられている施設の設備を遠隔地から保守管理。

リモートメンテナンスサービスの特長

  • 常時監視と遠隔操作によりトラブル時の負担を削減
    既設の設備にメンテナンスユニットを導入することで、放送設備の状態を常時監視することが可能になります。機器の異常があった場合も早期に発見し遠隔から状況を確認できるため、復旧までにかかる時間と費用の削減と現場管理者の業務負担軽減につながります。
  • クラウド上で設備管理を簡単に
    ユーザーポータル(WEBアプリ)上で、放送設備の納入時期や過去の修理履歴などのデータを一元管理します。本部で複数拠点の設備を管理している場合や、無人運営の施設の管理も簡単に行うことができるため、修繕やリニューアルに最適な時期を把握し計画的な運営とBCP対策に役立ちます。

発売商品

商品名 品番 希望小売価格 備考 商品資料
メンテナンスユニット AI-500MU オープン LTE通信対応(SIMカード内蔵)
監視対象機器は100台まで登録可能
仕様図 商品画像
ユーザーポータルアカウント 月額 AI-500UA オープン ユーザーポータルで稼働状態と設備情報(納入時期・図面・対応履歴)が確認可能
月額
仕様図
ユーザーポータルアカウント 年額 AI-501UA オープン ユーザーポータルで稼働状態と設備情報(納入時期・図面・対応履歴)が確認可能
年額
仕様図
リモート機器診断プラン 月額 AI-500DC オープン 現場設置PCへ遠隔ログインし調査・対応
SIM利用料・クラウド接続料を含む
月額
 
リモート機器診断プラン 年額 AI-501DC オープン 現場設置PCへ遠隔ログインし調査・対応
SIM利用料・クラウド接続料を含む
年額