2021年 7 月30日
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TOA株式会社(本社:神戸市、社長:竹内一弘)は、この度、株式会社オーディオストック(本社:岡山市、社長:西尾周一郎)と、株式会社官民連携事業研究所(本社:大阪府四條畷市、社長:鷲見英利)が共同で運営する「Sounds of JAPAN」プロジェクトに参画しました。TOAは、本プロジェクトを通じて、地域の「音」を活かした施設・空間づくりを進め、全国の観光地や産業等の活性化に貢献することを目指します。
Sounds of JAPANは、全国の各地方自治体が持つ観光資源にまつわる環境音・自然音を地域発展・観光のための産業振興資源と位置づけ、デジタル音声コンテンツとして活用する取り組みです。各地の特色ある音を録音するフィールドレコーディングを実施し、整音した上でApple Music等の音楽配信サービスを通じて全世界への配信及び、オーディオストックが運営するストックミュージックサービス「Audiostock」で販売されています。2020年7月の取り組み開始から現在までに、Sounds of JAPANで配信中のコンテンツは8市町、34作品となりました。
この度、TOAが本プロジェクトに参画することで、Sounds of JAPANの音コンテンツを公共施設やオフィス・商業施設等にて活用することが可能となりました。地域でレコーディングした「音」を市役所や学校等の放送設備にて流すことで、地域資源を活かした施設・空間づくりを促進してまいります。
各自治体では地域発展に向けて、地域固有の資源の発掘・再評価や、多様な主体の巻き込み・支援者増加(協働化)が求められています。特に課題として、子どもたちに対して地域の魅力の再発見を促すことや、観光や産業・まちの魅力を教育に活かすことが挙げられます。
今回の取り組みでは、観光地や産業等の地域資源である「音」を通じて、地元の魅力を児童生徒に向けて発信し、地域エンゲージメント向上を図ることを目指します。具体的には、学校の時報チャイム/BGMとしての展開や、デジタル教材・観光政策やシティプロモーション等の各種イベントでのBGMとしての展開を目指して取り組みを想定。地域の将来を担う子どもたちに地域の良さを再確認してもらうべく、取り組みを展開してまいります。
本件に関しては、下記までお気軽にお問い合わせください。
(1)一般リスナーの癒やしコンテンツとして音楽配信を実施
自然の音には人のストレスを軽減する癒やし効果があるとされ、睡眠前や、ストレッチやヨガをする際に自然音を取り入れる人々が増えています。本プロジェクトで配信する音もそのようなシーンでのご利用や、現代のストレス社会において人々を癒やすコンテンツとして配信をいたします。
(2)動画・ゲーム等のコンテンツでの活用
ストックミュージックサービス「Audiostock」でも同時に販売を行い、顧客は単品での購入あるいは定額制プランに加入することで本プロジェクトの音を商用コンテンツでも利用することができます。動画の音響効果としてのご利用や、日本らしさの演出等、様々な場面でご利用いただけます。