2021年 6 月 7 日
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TOA株式会社(本社:神戸市、社長:竹内一弘)は、壁掛型非常用放送設備「FS-1000」シリーズのファームウェアバージョンアップを実施し、認定機関より新たな型式番号を取得しました。これにより、4カ国語(日、英、中、韓)搭載の認定評価品となるため、設定のみで簡単に多言語放送ができるようになります。
ビルや商業施設など人が集まる建物には、消防法施行令により、火災時の避難誘導をするための非常用放送設備の設置が義務付けられています。また、公共交通機関や商業施設、宿泊施設等では、外国人来訪者にも配慮した災害情報の伝達や避難誘導が求められます。
これまで壁掛型非常用放送設備「FS-1000」シリーズでは、4カ国語(日、英、中、韓)の音声警報メッセージには設定ソフトウェアでの設定が必要でしたが、今回のバージョンアップ(Ver.4.0.0)により「放送設備の設置に係わる技術上の運用について」の一部改正における、平成30年3月29日付消防予第255号通知※1に対応した認定評価品※2となるため、所轄消防への作動試験結果報告書等の提出が不要です。
新バージョンのソフトウェアはホームページの商品データダウンロードにて公開済み、商品の切り替えは5月中旬生産分より、在庫が切り替わった機種から順次出荷いたします。
・商品(製品・サービス)情報 非常用放送設備(壁掛型)https://www.toa.co.jp/products/prosound/broadcasting_equipment/broadcasting_equipment_emergencywall/