2020年 9 月25日
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TOA株式会社(本社:神戸市、社長:竹内一弘)、ならびにグループ会社のアコース株式会社(本社:滋賀県米原市、社長:沼 倫也)は、沖電気工業株式会社(本社:東京都港区、社長:鎌上信也、以下OKI)が販売を開始した映像AI ソリューション「AISION®」※1の開発において、安全走行違反車への注意喚起を目的とした実証実験に協力しました。TOAのネットワークカメラ「TRIFORAシリーズ」※2、および「IPホーンスピーカー」※3と、OKIの「AISION® 車両センシングシステム」を組み合わせることで、安全走行違反車への注意喚起放送が可能です。
近年、工場敷地内における安全走行違反車への注意喚起自動化、安全管理業務の軽減、一般公道におけるスピード超過や逆走による事故防止への簡易な映像解析システムによる対応といった要求が増加しています。OKIはこれらに応えるため、映像AI ソリューション「AISION®」の第一弾として、「AISION® 車両センシングシステム」の販売を開始しました。このシステムでは、柔軟な設置環境と各種IoT 機器との連携を実現しており、スピーカーによるリアルタイムな警告も可能です。
本システムの開発にあたり、アコースで1年以上にわたり安全走行違反車への注意喚起を目的とした実証実験を実施。実験ではTOAのネットワークカメラシステム「TRIFORAシリーズ」を「AISION® 車両センシングシステム」と組み合わせて、実運用に適した車両センシングシステムやカメラの設置・調整のノウハウを蓄積するとともに、夜間・降雨・降雪などの環境下での運用も可能なレベルに検知精度の向上を実現しました。