分散書き込みでデータ消失のリスクを軽減するRAID機能搭載
「TRIFORAシリーズ」 ネットワークレコーダーを新発売

TOA株式会社（本社：神戸市、社長：竹内一弘）は、IPネットワーク経由でフルHD画質の高精細映像を配信する防犯カメラシステム「TRIFORAシリーズ」のRAID機能を持ったレコーダーを2020年5月13日に発売いたしました。発売したのは、レコーダー本体、HDDユニットセット3種の計4機種と、カメラ最大接続数の拡張が可能になるライセンスです。

TRIFORAシリーズは、LANなどのネットワークに直接接続し、映像の監視・制御を行う映像ネットワークシステムです。今回、HDD8本構成によるRAID6^※1、および多局録画に対応したネットワークレコーダー N-R500R と、HDD ユニットセット3種（16TB／32TB／64TB）を発売しました。また、カメラ録画台数を32台分拡張できるライセンスも同時発売。ライセンスは2つまで追加でき、最大128台のカメラの映像を録画可能です。

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商業施設、オフィスビル、総合病院などの多極録画が必要な大型施設や、物流施設、製造業工場、食品工場のHACCP（Hazard Analysis and Critical Control Point：危害要因を除去又は低減させるための工程管理手法）対応などの長時間の冗長化した録画データが必要な施設。

１）HDD8本によるRAID6を構築　ホットスワップにも対応
本機は8本のHDD に分散して書き込みを行い、2本分の冗長性を持たせることで、HDDが2本まで同時に破損しても録画を継続できるRAID6を構築しています^※2。また、通常、HDD を交換する際には、レコーダーをシャットダウンする必要がありますが、ホットスワップに対応している本機は、電源が入った状態で録画を行いながら故障した HDD を交換することができます。重要箇所の録画に、より安心してご利用いただけます。

２）ソフトウェアライセンス追加により、カメラの接続台数の拡張が可能
N-R500Rは、工場出荷時点で64台のカメラが撮影した映像を録画することができます。さらに、ライセンスを追加することで、録画できるカメラの台数を32台分拡張することが可能。ライセンスは2つまで追加でき、最大128台のカメラ映像を録画できます。ご利用いただく環境に合わせたシステム構築が可能です。

３）ライブ映像の36分割・64分割多画面表示が可能
モニター1画面に最大64台のライブ映像を表示できます。デュアルモニター機能を活用することにより、最大128台全ての同時ライブ映像表示が可能です。

４）当社の画像センシングシステムとの連動が可能
カメラ内の画像センシングにてアナログメーターを監視する「アナログ計器センシングシステム^※3」と組み合わせて使用できます。カメラのライブ映像と、カメラが読み取った数値のグラフを並べて表示できます。また、針が異常な値を示したときには制御信号を出力することが可能です。複数のメーターの統合管理に便利です。