H.265方式採用、ネットワークカメラシステム 「TRIFORAシリーズ」の第2世代を新発売

TOA株式会社（本社：神戸市、社長：竹内一弘）は、IPネットワーク経由でフルHD画質の高精細映像を配信する防犯カメラシステム「TRIFORAシリーズ」の第2世代を発売いたします。レコーダーは2018年7月13日発売、カメラは同年8月2日発売です。

TRIFORAシリーズは、LANなどのネットワークに直接接続し、映像の監視・制御を行う映像ネットワークシステムです。今回、カメラ本体が9機種、撮影映像を記録・再生するレコーダーが6機種、リモートビューアーユニット等関連製品が５機種の、計2０機種を新発売いたします。（発売機種一覧は、下記参照）

フルHD（1920×1080pixel）画質の高精細映像を、最大30fpsのフル動画でライブ表示できる本シリーズ。今回新発売の機種では、レコーダーのHDD大容量化と、画像圧縮方式としてH.265の採用により、当社従来機種以上の長時間記録が可能となりました。カメラは高機能シリーズと標準シリーズの2タイプを用途に合わせて選定できます。同一のネットワークに接続しているレコーダーの一括管理ができるリモートビューアーユニットを用いることで、最大でカメラ1024台のライブ映像と録画映像が確認可能です。従来機種との接続もでき^注1、システムの拡張性に優れ、大規模施設の監視用途にも対応します。

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商業施設、オフィスビル、総合病院などの大型施設、工場、大学などの多棟構成の施設、多店舗展開するチェーン店舗の遠隔監視用途、公園、屋外施設などの広い敷地を持つ施設など。

1）H.265対応ネットワークカメラ：標準シリーズ4機種、高機能シリーズ5機種

従来機種から、高画質化とH.265画像圧縮方式の採用によるデータ配信の効率化を実現しました。
さらに、高機能シリーズ5機種は、SDカードスロットがあり、SDカード録画が可能^注2。音声入出力も装備しており、集音マイクを接続しての音声記録ができます。5機種のうち、レンズ搭載の4機種は、離れた場所にあるレコーダーやパソコンから、ネットワーク経由で映像を確認しながらズーム・フォーカス調整ができ、赤外LED照明付き3機種は照度0lxの暗闇で最長50m^注3先の監視が可能になりました。また、屋外用カメラの2機種はIP66対応^注4の防水筐体であるとともに、親水コーティングにより雨天時でも見やすい映像を撮影できます。

2）H.265対応ネットワークレコーダー：6機種

同一ネットワーク上のカメラに接続し、映像の記録が可能な本システム専用レコーダー。カメラ接続可能台数16台用2機種（4TB、8TB）、32台用4機種（8TB、12TB、16TB、24TB）が新発売です。HDDの大容量化と、H.265画像圧縮方式により、従来機種よりも長時間の録画が可能となり、24TBモデルにカメラを32台接続した場合、120日分^※注5の連続録画ができます。

【参考「TRIFORA」の語源】

イタリア語で三連窓を意味する。TOAのネットワークカメラシステムの3つのコンセプト、「信頼性（Reliability）」、「高画質（High image quality）」、「拡張性（Extensibility）」をベースに、新たな窓を開いて行くことをイメージしている。