ワンケーブル方式「フルHD高精細防犯カメラシステム」を拡充 録画装置「HD-SDIレコーダー」等を新発売

TOA株式会社（本社：神戸市、社長：井谷憲次）は、フルHD画質の高精細防犯カメラシステム「HD-CVシリーズ」を拡充し、録画装置「HD-SDIレコーダー」等、計3機種を発売いたします。発売日は2015年3月20日です。

新商品は、HD-SDI規格^注1を採用し、フルHD（1920×1080pixel）画質の高精細映像を同軸ケーブルを使用して伝送する防犯カメラシステムです。従来のアナログシステムの約6倍（当社比）の画素数の映像を、遅延がほとんどない、滑らかな動画で伝送します。発売するのは、複数台のカメラ映像を同時に記録する専用レコーダー2機種、カメラ本体と同軸延長ユニット^注2へ同軸ケーブルを経由して電源を供給するドライブユニット１機種です。

【発売機種　一覧】

【市場】

集合住宅、商業施設、オフィスビル、病院、工場、公園、屋外施設など。

【商品の主な特徴】

１）HD-SDIレコーダー　2機種
フルHDの高精細映像を録画・再生可能なデジタルレコーダーです。H.264画像圧縮方式を採用し、長時間録画に対応。「H-R161-8」の場合、最大535時間連続で^注3、カメラ16台のフルHD映像を同時に記録することが可能です。録画データのバックアップはUSBメモリーを使用。記録映像をコピーして取り出すことが可能です。操作は本体のボタンに加え、マウスによる操作も可能。本機に接続された「HD-SDIコンビネーションカメラ（別売）」のズーム撮影、旋回など、簡易的な操作や各種設定も行えます。また、ネットワーク接続機能を有しており、LAN等を通して離れた場所から映像を確認可能。本機能は当社従来商品アナログカメラシステムと混在可能で、最大64台のデジタルレコーダーを統合するシステムが構築可能です。^注4

２）HD-SDIドライブユニット　1機種
カメラ8台を接続し、各カメラと同軸延長ユニットへ駆動用電源を供給。映像信号の伝送と電源供給を同軸ケーブル１本で実現しています。カメラとレコーダー間のケーブル延長距離は通常で約150m^注5ですが、同軸延長ユニットでケーブルを中継することで、最大600ｍ^注6まで延長可能。公園や屋外施設など、広い敷地を持つ施設にも対応可能です。