「道の駅ましこ」において実証実験を開始
観光資源の情報発信、感染症対策で地域活性化に寄与

2022年 3 月25日

その他

TOA株式会社(本社:神戸市、社長:竹内一弘)は、株式会社ましこカンパニー(所在地:栃木県芳賀郡益子町、代表:大塚朋之、以下、ましこカンパニー)とともに、2022年3月25日から同年5月9日まで、「道の駅ましこ」にて地域活性化を目的とする情報発信の実証実験を開始しますので、お知らせします。

ましこカンパニーが運営する道の駅ましこでは、地元の農産物や加工品、工芸品などを販売しているほか、町内の観光案内、構内で定期的に開催している各種イベントを通じて、益子町の魅力を発信しています。そこにTOAが音と映像の技術を活用したソリューションをご提案し、今回の取り組みに至りました。

この取り組みでは、TOAの自動案内放送システムで、施設利用客に対して地場の特産品や道の駅構内で開催されているイベントのPRなどを発信します。また、地元にゆかりのあるシンガーソングライターが歌う、益子町の風景や人の暮らしの情景を歌った楽曲「ましこのうた」も紹介しています。

なお、同施設内では、2022年3月3日より感染症対策を意識したソリューションの実証実験も開始。AIカメラを活用した「人数カウント」に基づくWEBサイト上での混雑状況の配信、および密回避を促す案内放送を行っているほか、レジでの店員と利用客の会話を聴き取りやすくサポートする「パーティション取付型 会話補助システム」を設置するなど、コロナ禍のお困りごとを音と映像の技術で解決しようと取り組みを進めています。

AIカメラを活用した店内混雑状況ライブ配信
AIカメラを活用した店内混雑状況ライブ配信
レジに設置された会話補助システム
レジに設置された会話補助システム

今回の活動を通して「道の駅」を基点とする地域活性化を実現し、新たな地方創生のモデルケースとなることを目指します。

道の駅ましこ 公式WEBサイト:http://m-mashiko.com/
店内混雑状況リアルタイム配信:http://m-mashiko.com/realtime/