TOAの新研究開発拠点「ナレッジスクエア」、竣工式典を12月10日(木)に挙行
~人々がつながり、新しい価値を創り出す「共創」の場に~

2020年12月11日

その他

TOA株式会社(本社:神戸市、社長:竹内一弘)は、再開発を進めてきた新研究開発拠点「ナレッジスクエア」(兵庫県宝塚市)にて2020年12月10日(木)に竣工式典を開催し、当日をもってグランドオープンしました。

ナレッジスクエア外観
ナレッジスクエア外観

「ナレッジスクエア」は、TOAの研究開発拠点である「宝塚事業場」(兵庫県宝塚市)の再開発に伴う新しいビジネス拠点の総称です。この度、当社の開発者だけでなく、ユーザーや取引先、協力会社、大学や研究所などの専門機関など、多種多様な人々や情報が集い、新しい価値を共に創り出す「共創」の場として生まれ変わりました。
新設した研究開発棟ココラボでは、当社の未来につながる技術開発と、専門性の高い様々な企業との協業によって実現した「TOAミライソリューション」も展開しています。

式典の様子
式典の様子
竣工にあたり挨拶する社長 竹内一弘
竣工にあたり挨拶する社長 竹内一弘

TOAは今後もさまざまな協業・共創を通じて、当社の強みである「音の報せる力」を研き続けます。そして、これまでにない新たなソリューションを生み出し、安全・安心で住みよい暮らしができる社会の実現に貢献いたします。

■ナレッジスクエア特設サイト ※11月30日告知サイト公開→12月25日 本サイトへ切替予定。
https://www.toa.co.jp/knowledgesquare/

■ナレッジスクエア 概要

【再開発コンセプト】

「知が生まれ、知が巡り、知が活きる」
社内・社外の人や情報が集まり、つながり合うことで、共に価値を創りだす「共創」の場所。

【拠点名称 「ナレッジスクエア」について】

「ナレッジ(Knowledge)=知」、「スクエア(Square)=広場・人や情報が交わる場所」を組み合わせた語。知を持った人が集まり、交わって発信していく場所にしたいという思いを込めた。建物だけでなく、庭園など広がりを持った場所であることも表現。

【ナレッジスクエアの各施設】
  • 本館
    ナレッジスクエアの入口。管理機能、エンジニアリング機能を担う他、歴史展示スペースもございます。
  • ココラボ
    R&Dフロア、各種試験室がある、研究開発・ものづくりの拠点となる新設された施設。名称には顧客やパートナーと共に価値を創造する(Collaboration,Co-Creation,Communication)という意味が込められています。
  • オトラボ
    音に特化した研究開発を行う施設。無響室など、TOAの音を生み出す機能を持ちます。
  • タカラボ
    新設された文書保管庫。ナレッジスクエアで生み出される知(=宝)を集約する機能を持ちます。
  • ナレッジスクエアガーデン
    建物西側に新たに整備された緑地帯および庭園施設。ヒートアイランド対策、CO2削減に貢献するほか、従業員のリフレッシュエリアとしても活用されます。

■TOAミライソリューションについて

【目的】

『ナレッジスクエア』全体で、TOAの未来、未来の社会を演出し、ビジネス創造の新たな拠点としてTOAグループの成長を牽引する。

【各ソリューションについて】

①おもてなしエントランス
場所:ココラボ1階 エントランス
協業先:大光電機様、NECソリューションイノベータ様、HOYA ReadSpeaker様
音・映像・光による演出でお客様一人ひとりに合わせた、パーソナルなおもてなしを行います。お客様の通行に合わせた「音」と「光」の通路演出や、AIを用いたキャラクターによるTOAのご紹介などを体感いただけます。

②世界がつながる窓
場所:ココラボ3階 イベントスペース
協業先:東和エンジニアリング様
イベントスペースのモニターを、世界各国のTOAのパートナーがつながる窓と捉え、世界各国のリアルタイム状況配信や双方向コミュニケーションを実現します。ナレッジスクエアと世界中のパートナーとの間で、「知」を共有し合う場となります。

③スマートオフィスセキュリティ
場所:ココラボ2階~4階
協業先:NECソリューションイノベータ様
壁や扉によるセキュリティではなく、開けた環境でのオフィスセキュリティを追及します。撮影した映像やセンサーで、人と、その人のセキュリティレベルを認識。エリアごとの設定に合わせて、スピーカーやサイネージによる注意喚起や周囲への対応を呼びかけます。

④人にやさしい避難誘導
場所:ココラボ5階 来客エリア
協業先:能美防災様、HOYA ReadSpeaker様
火災発生時の避難誘導において、火災報知設備との連動、現場状況のリアルタイム把握や注意喚起、日常で使用している設備の活用など、避難する人にも、避難させる人にもやさしいシステムを目指します。今後の避難誘導の姿を体感いただけます。

⑤ストレスフリー会議室
場所:ココラボ5階 プレゼンテーションルーム
協業先:アドバンスト・メディア様、フェアリーデバイセズ様
会議室内に設備を設置しておくだけで、話している方を特定、リアルタイムで翻訳し、議事録を自動作成します。字幕表示を行えば、バリアフリー対応も可能です。ストレスフリーの会議のあり方を実現します。

⑥スマートサウンド講演会場
場所:ココラボ5階 カフェテリア
マイクやスピーカーの位置を気にせず、自由に動き回りながら講演することができます。リアルタイムで会場の音量・音質を自動調整し、オペレーター無しでも最適な音空間を演出できる、そんな夢の講演会場を目指します。