2019年10月 2 日
その他
TOA株式会社(本社:神戸市、社長:竹内一弘)は、2019年10月2日、メガホン 「ER-1103、ER-1106、ER-1106S、ER-1106W 計4機種」が2019年度グッドデザイン・ロングライフデザイン賞(表彰主体:公益財団法人 日本デザイン振興会 会長)を受賞しました。
Photo:Ryo Kaikura
グッドデザイン・ロングライフデザイン賞(以下、ロングライフデザイン賞)は、公益財団法人日本デザイン振興会によって、これから生まれるデザインの手本となりうる、時代を超えスタンダードであり続けると評価された商品・サービスに贈られる賞です。
受賞商品は、マイク・アンプ・スピーカーが一体となった携帯型拡声装置です。学校、イベントやスポーツの会場、工事現場等で注意を喚起する際や災害時の救助・復旧活動時に使用します。マイク部に入力された音声を効率的に拡声し、遠くまで音声情報を伝達する事ができます。このシリーズには、小型タイプ(ER-1106/グレー色)、超小型タイプ(ER-1103/グレー色)、さらにホイッスル音を出す機能を備えているタイプ(ER-1106W/黄色)、サイレン音を出す機能を備えているタイプ(ER-1106S/赤色)があります。
安積伸氏(http://www.shinazumi.com/)が手がけたデザインは、2005年には、商品デザイン部門の「公共機器・設備/公共交通関連機器・設備」においてグッドデザイン賞を受賞※。従来のメガホン・拡声器が持つ武骨な印象を廃した形状・カラーリングと、お客さまの長時間使用を想定した、人間工学に配慮した設計などが高く評価されました。
この度、発売から14年経った今も販売を継続している本商品を「透明パーツとマイク部の素材の組み合わせには高密度な道具らしさが感じられ、とても使いやすい。このメガホンが登場した当時は、コンパクトで機能的ながら何よりスタイリッシュな見た目が印象的だった。新しいものが登場したとき、このインパクトはそのまま物の力となりスタンダードな道具として私たちの生活の中にその居場所を刻んだ」と改めて高く評価頂き、受賞に至りました。
※詳細はこちら
https://www.g-mark.org/award/describe/49799?token=6Eplz58Mya
●東京ミッドタウン・デザインハブ第82回企画展 「私の選んだ一品 -2019年度グッドデザイン賞審査委員セレクション」
●ロングライフデザイン2019 (2019年度グッドデザイン・ロングライフデザイン賞受賞展)