2016年12月 1 日
その他
TOA株式会社(本社:神戸市、会長兼社長:井谷憲次)と、株式会社ジーベック(本社:神戸市、社長:中村定彦)は、夢灯す、光の彫刻『神戸ルミナリエ』(12月2日~12月11日)において、オリジナル音演出を行いますのでお知らせします。
神戸ルミナリエは、阪神・淡路大震災犠牲者の鎮魂、都市の復興・再生への願いを込め、都市と市民の「希望」を象徴する行事として1995年より開催されています。TOAグループは、地元神戸の復興と活性化を願い、1996年より同イベントの音演出を行っています。運営は、当社グループ会社のジーベックが担当。会場で流れる神戸ルミナリエのオリジナル楽曲の総合プロデュースを行い、会場内に設置されたTOAの音響機器とともに、光の祭典を音で演出します。
神戸ルミナリエ2016の作品テーマは「光の叙情詩」です。詳しくは、公式ホームページをご覧ください。http://www.kobe-luminarie.jp/
<ジーベックについて>
TOA株式会社の100%出資子会社。主に、音ソフトの制作や音響オペレートなど、音をメインに、光や映像、造形、Webなど、さまざまなメディアをミックスしたイベントや空間づくり、コンテンツ制作を提案している。1996年より、神戸ルミナリエの音演出を担当。
<神戸ルミナリエ オリジナルCD>
会場での音演出楽曲を収録したオリジナルCD「Kobe Luminarie 2016」を、ルミナリエ会場及びオンラインショップで販売します。CDには、今年9月にローマ法王への献呈という栄誉を受けた「ミサ・ブレヴィス〜平安への祈り〜」を含め、計14曲の楽曲を収録。心安らかなひと時を願い、神戸から世界に向けて、祈りと安らぎをお届けします。
<作曲者コメント 上田 益>
私が音楽を手掛けて18年目となる2016年。チェルノブイリ原発事故から30年、そして東日本大震災から5年を迎えた年でもあります。
そして4月には熊本地震、8月下旬と10月にはイタリア中部で大地震が発生し、10月には鳥取でも大きな地震が発生しました。戦争やテロの脅威は限りなく続き、世界的に見れば、ひと時も平安な日々が訪れることはありません。
今年のルミナリエの音楽では、9月にイタリア・アッシジの聖フランチェスコ教会で初演し、それに先立ってバチカンにおいてローマ法王への献呈という栄誉を与えられた「ミサ・ブレヴィス~平安への祈り~」も含まれています。
阪神・淡路大震災からまもなく22年を迎えようとしています。見事に復興し発展した神戸の街を見るにつけ、あの震災の記憶を忘れず、伝えていきたいとの願いは変わることがありません。
<音演出楽曲>
<アーティスト紹介、楽曲詳細、CD詳細>
こちらをご覧ください。
※XEBECホームページ:http://www.xebec.co.jp/luminarie/