2014年11月28日
その他
TOA株式会社(本社:神戸市、社長:井谷憲次)と、株式会社ジーベック(本社:神戸市、社長:中村定彦)は、夢灯す、光の彫刻『神戸ルミナリエ』(12月4日~12月15日)において、オリジナル音演出を行いますのでお知らせします。
神戸ルミナリエは、阪神・淡路大震災犠牲者の鎮魂、都市の復興・再生への願いを込め、都市と市民の「希望」を象徴する行事として1995年より開催されています。TOAグループは、地元神戸の復興と活性化を願い、1996年より同イベントの音演出を行っています。運営は、当社グループ会社のジーベックが担当。会場で流れる神戸ルミナリエのオリジナル楽曲の総合プロデュースを行い、会場内に設置されたTOAの音響機器とともに、光の祭典を音で演出します。
神戸ルミナリエ2014の作品テーマは「神戸 夢と光」です。詳しくは、公式ホームページをご覧ください。http://www.kobe-luminarie.jp/
TOA株式会社の100%出資子会社。主に、音ソフトの制作や音響オペレートなど、音をメインに、光や映像、造形、Webなど、さまざまなメディアをミックスしたイベントや空間づくり、コンテンツ制作を提案している。1996年より、神戸ルミナリエの音演出を担当。
会場での音演出楽曲を収録したオリジナルCD「Kobe Luminarie 2014」を、ルミナリエ会場及びオンラインショップで販売。CDには、今年制作の新曲6曲、過去に制作した曲の再録音(2014年ヴァージョン)4曲を含む、全12曲を収録。
あれから間もなく20年が経とうとしています。神戸の街は、まるであの大震災が無かったかのように見えますが、片隅には未だに震災当時の傷跡が残っています。3年前には東日本大震災という神戸の被害をはるかに凌ぐ巨大地震が発生。20年という歳月の中で、神戸にも、あの震災をご存じない方々がたくさんいらっしゃいます。時の流れと共に、次第に阪神・淡路大震災の記憶は消えようとしているのでしょうか?
私がルミナリエの会場演出音楽を担当して今年で16年。100曲を超える楽曲を、ルミナリエのために作曲しました。そのひとつひとつすべては単なるBGMではなく、追悼と希望に満ちた未来への願いを込めたものです。少しでも震災の記憶を繋いでいければという私自身のささやかな願いも込めています。
こちらをご覧ください。
※XEBECホームページ:http://www.xebec.co.jp/luminarie/
※※※神戸ルミナリエ オリジナルCD発売※※※