2026年 1 月23日
会社
TOA株式会社(本社:神戸市、代表取締役社長:谷口方啓)と株式会社 otonoha(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:稲畑伸一郎、以下、「otonoha」)は、愛知県半田市、株式会社 図書館総合研究所(本社:東京都文京区、代表取締役社長:廣木響平、以下、「図書館総研」)と協働し、半田市立図書館において環境音を活用した空間ゾーニングの実証実験を行います。期間は2月5日(木)から3月中旬の予定です。

TOAおよびotonohaは、本実証で音環境設計とサウンドシステムの提供・運用を担い、当社の音響の専門知見を活かして、改修工事なしに“音”で空間の使われ方を段階的に整える手法の有効性を検証します。半田市、図書館総研と連携して、植栽型サウンドデバイス等を最適配置し、環境音を中心にゾーニングを行います。来館者は目的に応じた居場所選択がしやすくなり、子ども連れも気兼ねなく利用できる一方、静穏を求める方には集中できる環境を提供します。
実証期間中は利用者アンケート等で効果を定量・定性評価し、音量・音種・配置の最適条件を知見化します。
近年の図書館は、本を読む・借りるだけでなく、地域の学び・交流・創造の拠点へと役割を拡張していく傾向にあります。しかし、まだ「静かにする場所」という考えが強く、一定の会話が伴う子ども連れの方には利用しづらいことがあります。一方で、静かな環境で読書や勉強に集中したい方も多く、静けさとにぎわいが無理なく共存できる空間運用を実現することが課題です。
今回の取り組みは、大きな改修工事を伴わないため、築年数を重ねた公共施設でも低コスト・短期間で導入できます。多様な人が快適に利用できる包摂的ユニバーサルデザインの実装に資するものです。地域の学びと交流の拠点である図書館の価値向上とコミュニティ活性化に貢献するとともに、他館への展開可能性も検討します。
日時
2026年2月5日(木)から3月中旬までの約1カ月間
場所
半田市立図書館 本館(愛知県半田市桐ケ丘4丁目209-1)
手法
館内に植栽型サウンドデバイス等を設置して環境音を流し、下記のようなエリア分けを行う
① 会話可能エリア(BGM等を用い、適度な会話を許容する雰囲気を形成する音環境)
② 音ありの読書エリア(会話等の音漏れを軽減し、集中作業や読書に適した音環境)
③ 音無しの読書エリア(会話等の音漏れを除き、基本的に静かな空間)
また、利用者アンケート等を行い、効果を確認する


問合せ
【実証実験について】
【ニュースリリースについて】
sound veil(サウンドヴェール)は、植栽型のサウンドデバイス(IoTスピーカー)を使ってオフィスの音環境改善を支援するコンサルティングサービスです。実証実験で得た豊富な知見に基づき、会議室の音漏れを改善するためのマスキングや、オフィス空間に合ったBGMなど、オフィスで起こる音のお悩みに応じて幅広くご提案し、働きやすく快適なオフィスづくりに向けた音環境の構築をサポートしています。