2022年 5 月26日
会社
TOA株式会社(本社:神戸市、社長:竹内一弘)は、社会貢献活動の一環として行っている、音と防災をテーマとした創作人形劇「カンカン塔の見はり番」の2022年度の公演を開始しますのでお知らせします。
「カンカン塔の見はり番」とは、子どもたちの防災意識の醸成を目的とした創作人形劇。音による情報伝達、とりわけ危機を報せる音をテーマとした、完全オリジナル作品です。公演を通じて、災害時に音に注意を払い、自ら考えて避難行動をとることの重要性を訴えています。
新型コロナウイルス感染症拡大によりさまざまな公演活動が制限される中ではありますが、数々の災害に見舞われる日本において、災害時の音に注目したこの物語を届け続けることは大切なことと考えます。そこで、2022年度は、十分な感染対策を行ったうえで、日本全国での公演を実施いたします。また今後の状況によっては、全国の学校や児童館、地域の防災施設などといった会場と繋いだオンライン公演を検討してまいります。
当活動は2016年よりスタートし、2021年度までに計60回実施。お子さまから保護者をはじめ大人まで、多くの方に観覧いただいています。2020年度には、自社の独自性を活かした活動である点を高く評価され、「企業フィランソロピー大賞」特別賞を受賞しました。 対面公演だけでなく同様の内容を絵本化し、さまざまな施設に寄贈しているほか、音楽付きのWeb絵本として当社ホームページ上でも配信。時代に合わせてさまざまな媒体に展開することで、1人でも多くの方に物語のメッセージを届けようと活動を続けています。 上演依頼・観覧希望の方は、特設サイトをご覧の上、お問い合わせください。
*プログラム詳細は、「カンカン塔の見はり番」特設サイトをご参照ください
https://www.toa.co.jp/mecenat/kkt/
主人公・子うさぎベルくんのお父さんのお仕事は、「カンカン塔」の見はり番。火事が起きたら鐘をカンカン、雨が降ったら太鼓をドンドン。村で起こる出来事を音で報せます。今日はお父さんに代わって、ベルくんが初めて見はり番をする日。そんな時、数十年ぶりに恐ろしいオオカミが来襲。懸命に音で報せますが、村人は音の意味をすっかり忘れてしまっていた!どうする、ベルくん?!
本件に関するお問い合わせは、「カンカン塔の見はり番」特設サイト内、お問い合わせ窓口よりご連絡ください。
https://www.toa.co.jp/mecenat/kkt/
【企画制作】
NPO法人子どもとアーティストの出会い
アートによって豊かな教育環境をつくりだすことを目的に、小中学校や児童館など子どものいる現場にアーティストを派遣し、ワークショップによる教育活動のサポートを行っているNPO。「カンカン塔の見はり番」では、コンテンツ制作及び子どものケアを主に担当。
https://www.npo-kad.com/