TOAグループは、AIの開発・提供・利用において遵守すべき「TOAグループAI倫理基本方針」（以下、「本方針」という。）を定めます。本方針は「TOAグループ企業倫理規範」に基づいてAI倫理の基本的な考え方や行動姿勢を規定したものです。
TOAグループは、本⽅針をすべての役員および従業員に対してAIの開発・提供・利用を行う際に適用し、事業活動に反映させます。
TOAグループは、AIの開発・提供・利用において、事業活動を行う各国、各地域の法令や規範を遵守します。
TOAグループは、AIの開発・提供・利用において、ステークホルダーの人権を尊重するとともに、人種、性別、国籍などによる不当な差別や偏見を発生させたり助長させたりすることがないように努めます。
TOAグループは、AIの開発・提供・利用において、法令および関連する社内規程に従い、個人情報を適切に扱い、プライバシーを含む権利を保護するように努めます。
TOAグループは、AIの開発・提供・利用において、人や社会や環境に与える影響を事前に考慮し危害を及ぼすことがないように安全性の確保に努め、また、AIの開発・提供・利用において生じるセキュリティリスクを認識し、適切なセキュリティ対策・強化に努めます。
TOAグループは、AIの開発・提供・利用において、AIの透明性確保に努めるとともに、合理的な範囲で必要な説明責任を果たせるよう、誠実かつ適切なコミュニケーションに努めます。
TOAグループは、より良い社会を実現するAIの発展に貢献し、すべての事業活動において本方針が適切に理解され、AIの正しい理解と社会的に正しい利用ができる知識と倫理観を持った人材育成に努めます。
TOAグループは、本方針に則り、グループ会社・各部門が協働して事業活動におけるAIの開発・提供・利用に取り組んでまいります。また、引き続きAIに関わる国内外の動向や社会の要請などを注視し、必要に応じて本方針についても適時に見直しを行い、人間中心のAI社会の実現に貢献していきます。